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コピーライター代表の長谷川哲士のブログ

株式会社コピーライター代表の長谷川哲士のブログです。

本日12月31日に面白法人カヤックを退職します。

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「面白くねぇなー」。高校1年生で社会見学に行ったとき、同級生の誰かが言ってました。クラスメイトに「長谷川、何かやれ」と、そそのかされたぼくは、ガラス越しに、まんじゅうをつくってるおばちゃんを全力で笑わそうとする。パントマイムを20秒くらいがんばったら、ロボットのように黙々と作業をしていたおばちゃんが笑ってくれました。

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昨年のクリスマスに上場した、面白法人カヤック。「面白法人」というキャッチコピーは創業当時から使っています。これは「面白い法人」ではなく、「面白がる法人」を意味します。ゆくゆくは「面白い法人」、そして世界を「面白くしていく法人」になりたい気持ちもあるけれど、まずは自分たちが「面白がる法人」なのです。

[フリーイラスト素材] クリップアート, 脳, 人体 / 体の部位, ダンベル, ウエイトトレーニング, 運動 / エキササイズ / トレーニング, SVG ID:201502250800
どうやって「面白がる人」になるのか?というと、アイデアを出して「面白がる人」になるのです。ブレスト(ブレインストーミング)という空気を読まずに発言できて、誰も肯定しかしない空間で、くだらないアイデアを出しつづけていれば、誰でも「面白がる脳みそ」に変わっていきます。

コップ1杯の水

コップの中に水が半分入っている。それを「もう半分しかない」と見るか、「まだ半分ある」と見るかで、世界は大きく違ってきます。よく使われる例ですが、ぼくはその水を見て、「女子大生が飲みかけていた水」となのか、それとも「お母さんが飲みかけていた水」なのか問いたい。…そういう声を流さずに、拾って乗っかってくれるのが、カヤックの人たちです。

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「面白がる脳みそ」をもつと、グチではなく、アイデアが出るようになってきます。過去よりも、今や未来が好きになってきます。冬の寒い日に「寒いよぉ」とつぶやいたり、夏の熱い日に「熱いなぁ」とつぶやいたりはしても、面白くないと思った時に「面白くねぇなー」とは死んでもつぶやかなくなります。面白くないものは、自分が面白くするんだという覚悟を背負う。この「面白がる脳みそ」を使って考えた3つの企画を紹介します。 

①バックトゥザフューチャー採用


2045年の世界を真実味のあるように紹介してくれた方を採用する企画。


社長と同僚とぼくで、大学で授業をやった帰りのタクシーの中。「今日、バックトゥザフューチャーでマーティが行った未来の日らしいですね」「それに乗った企画何かやりたかったっすね」「“バックトゥザフューチャー採用”かー」「お、いいじゃん」「あーやればけっこう盛り上がったかもしれないっすねー」「いや今からできるよ」「・・・」

さすが経営者。コップに残った半分の水を見て、余計なことを考えない。この採用企画は、ふだんなら応募してくれないような人が応募してくれました。

 

②仕事参観日


社員の大切な人が会社に来るイベント。


「”授業参観”があるなら”仕事参観”もあっていいじゃない」「会社は学校じゃないこともないんだよ」みたいな気持ちがありました。あと、仕事が面白いことを業界の人だけではなく、父ちゃんや母ちゃんにわかるカタチで証明したい。それが、カヤックならできるんじゃないかと思ってスタートした企画です。

第1回仕事参観日は、自分の予想したことと違う結果になりました。社員の満足度がとても高かったのです。とくに、子持ちで働いてるカヤックの中心的メンバーから「家族の理解をえられたので働きやすくなった。ありがとう」と言われたのが、うれしかったです。

 

 ③退職宣言ブログ」

カヤックができた1998年と比べて、今は「仕事が面白い」という人は、増えているんじゃないかと思います。でも「退職が面白い」という感覚で生きてる人は、まだ少ないんじゃないかと思って、退職をネタにして遊ぶというのを考えました。あと、普通に退職したくなかった。一身上の都合やキャリアアップのために退職したくなかったし、一人ひとりにご挨拶するところをメールで失礼したくなかったし、「退職しましたブログ」も書きたくなかったのです。


この企画の結果、何が起きたかというと、自分の退職の話題が日常になりました。お客さんは、退職者と打ち合わせするのが、とても新鮮だったようです。「これ許しちゃうのがカヤックさんですよね」と言われると、やっぱりうれしいですね。

 

 

以上面白がって考えた3つの企画の紹介でした。こういうときはだいたい3つに絞ると、それっぽく見える気がします。

 

「カヤック」の社名の由来は、創業者3人の頭文字から来ています。貝畑KAICHI、柳澤YANASAWA、久場CUBAの頭文字をとって「KAYAC」です。(久場だけ、キューバと同じスペルですが…)

「友達と起業すると失敗する」とよく言われます。カヤックの代表3人も、設立前、いろんな経営者の方に反対されたと聞きました。それでも彼らは3人で会社をつくり、必死にオールをこぎつづけながら、上場するまで育てあげたのです。

ぼくレベルでも、友達と仕事することはすごく難しいことだと感じます。友情関係と仕事関係はまったくの別物。「友達と話すときの顔」と「仕事してる時の顔」はちがう。でもぼくは、カヤックの代表3人みたいに、そこを一緒くたにしたいのです。

来年は、いろんな人と仕事すると思いますが、高校時代の友達2人とも仕事をしていくつもりです。高校1年生の時に同じクラスで出会った同級生2人。ひとりはこの前『ガイアの夜明け』にも出た元バスケ部の経営者。もうひとりは、ぼくと同じサッカー部だったCGクリエイター。あの社会見学のつづきを来年やろうと思います。カヤックの代表3人は仲良く働けているので、ぼくらだってできるはず。

 

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もしも、仕事が面白くないと思ったら、「面白がる脳みそ」をつくるためにカヤックに来てください。もしも、面白法人が面白くないと思ったら、どうぞ面白法人に入ってカヤックを面白くしてください。こちらからエントリーできます。

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