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コピーライター代表の長谷川哲士のブログ

株式会社コピーライター代表の長谷川哲士のブログです。

宣伝会議賞の審査が終わりました。

「このコピーは、絶対に自分では書けないなぁ…」

 

悪い意味で、そう何度も思わされたのが、

第53回宣伝会議賞の一次審査員として、

コピーを選んでいるときの感想です。

 

ぜんぶ送っちゃえばいいじゃん。

という気持ちもわかりますが、

「お客さんの顔を見て提案できないコピー」は、

書くべきじゃないと思います。

 

 “てにをは”だけ変えたコピーを提案できますか?

 

 過去の受賞コピーのパクリを提案できますか?

 

こんなこと書いたら、応募数下がっちゃうかもしれませんが、

コピーが日本一集まる賞ではなく、

いいコピーが日本一集まる賞にしたいじゃないですか、やっぱり。

 

どのように審査していったかを振り返ってみます。

(このあたり興味ある人いると思うので。そう、あなた。)

 

どんなコピーがあったか、どの課題を審査しているかは、

結果が出るまで言っちゃいけないルールなのですが、

複数の課題を担当し、約7000本のコピーの中から、70本選びました。

(審査結果がでたら、ぼくが選んだコピーをどこかで発表しますね)

 

エクセルで開いて、カーソルキーの下を

パッ。パッ。パッ。パッ。パッ。って感じで、

気になるコピーがあったら印をつける。

で、ぜんぶ見たら、エクセルで、

印がついたコピーだけを表示させて、

そこから、さらに絞るというふうにやりました。

 

他の審査員の方と選び方が違うと思いますが、

ネタがかぶっているコピーは、ぜんぶアウトにするのではなく、

その中で、いちばんいいと思ったものを1つ選びました。

 

応募者の方は納得しないかもしれませんが、好みで選んでます。

審査する課題の募集ページもいちおう見ますが

「厳密にお題をクリアしてるかどうか?」よりも、

「その言葉を見て気になるのか?」という点を優先。

 

選んだコピーは、その企業にプレゼンできるものです。

逆に言うと、プレゼンできないコピーは、選んでません。

この選び方だと、もしかしたら、

 

自殺のわけがない、
だってラップをかけてるんですよ。

 

というサランラップのコピーは、選んでないかもしれません。

過去に宣伝会議賞でいいところまで行ったコピーで、

「自殺」という言葉が目をひき、評価されたそうです。

確かに残るのですが、やっぱり、提案できないよなぁと思います。

あと世の中に出したら、炎上する可能性も高そうですよね。

 

天国に遅れてやってきた妻が、
いきなり私にビンタした。

 

という保険のコピーや、

 

今死んだら
あの太った人に
なってしまう。

 

というエステのコピーは、ぜんぜん提案できるんですけどねぇ。

来年応募される方は「そのコピーを提案できるか?」

というモノサシを入れてみて、応募してみてはいかがでしょうか。

 

ぼくの選んだコピーが、グランプリになりますように。

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